category原型(ドールそれぞれの服の基本になる型紙)

原型の話その2

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原型がどういうものかというのは前回のお話でご理解いただけたかなということで、じゃあ、原型があったら何ができるのかというお話を。

まず原型は脱ぎ着できる余裕だけを残し、ピッタリしたサイズで作られた型紙になります。
それよりも回り寸法(バストやウエスト、ヒップ、腕の付け根回りなんか)が小さくなると、着られないよというガイドラインになるということですね。
つまり、原型を使って製図をした時点で、着れる服か着れない服かがわかるということです。

そして、原型で一度服を作ります。その服をもとに、作りたい服の形のサイズを割り出していくことが出来ます。
例えばもっと肩幅を広くしたいとか狭くしたい、袖丈を伸ばしたい、もっとゆったりした服にしたいなどなど。
その服から何センチ、(ドールの場合はミリ単位になりますが)削ったり足したりすればいいかという目安になるのです。
つまり、デザイン毎に0から型紙を作るよりも簡単に型紙が作れるようになるのです。

人と違って人形は、一度原型を作ってしまえば、ずっとその原型が使えます。人は体重が上下し、歳とともに色々垂れ下がってくる生き物ですから^^;

ここで、昔作ったリカちゃんの原型とそれを使って製図したものなどなどをご紹介します。

DSCN4911.jpg

20年ぐらい前に作ったリカちゃんの原型です。ちょっとゆとりが多いんですよね。この原型で作った原型服がこちら。

DSCN4881.jpg

すごくゆったりです。なので腕の太いブライスさんも着ちゃえます。

DSCN4885.jpg

そして、原型を使って製図ですが、どういう服を作りたいかまず絵型(デザイン画よりも詳細に書いたもの)を用意しています。(絵型についてはまたあとで説明しますね。)

DSCN4914.jpg

その絵型と原型服を見比べて、製図をひいていきます。

DSCN4915.jpg

薄い線が原型の線になります。
絵型に近くなるように、襟ぐりを深くしたり、肩幅を狭くしたりしています。
原型と原型服があれば、それをもとに寸法を足したりひいたりして型紙ができちゃうのです!
何度も布で型を作って失敗を繰り返すロスが大幅に減ると言うわけです。
自分でデザインしたものを作りたい人には、この原型はお宝のようなものなのです。

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